お香の聞き方
香道では、お香を「嗅ぐ」のではなく「聞く」と表現いたします。その聞き方をご紹介します。
右手で香炉を持ち、左手のひらにのせます。 |
左親指を香炉の縁にかけ、右手で香炉の上をおおい、香を吸い込みます。 |
吸い込んだら左側へ息を吐き、これを三度くり返します。 |
お香の炷き方(たき方)
ここではご自宅でも楽しんでいただけるよう、簡単な香木の炷(た)き方をご紹介いたします。
正面に香炉・火箸・押え・羽根を置きます。 (炭団は火をよくつけて真っ赤にしておきます。) |
香炉を回しながら火箸で灰を一周かきあげます。 |
押えでおさえて、 灰の形をきれいな円錐状にします。羽根でふちをきれいにし、押えで形を整えます。 |
火箸で親筋をつけ、火窓を開けます。右手で香炉を覆い、火窓より火気が上がっていれば 香木をたく準備ができました。 |
銀葉鋏・さじ・木香箸を用意し、銀葉を灰の上にのせます。 |
銀葉の上に香木をのせて、できあがりです。 |